社会保険労務士 合格率

「社会保険労務士」の仕事は、企業の黒子的な役目。

大学を卒業して、地元のレジャー産業グループのひとつに就職。配属になった総務部で会社全体のことを学びつつ、人事や労務に関する業務をこなしていました。結婚や異動、退職など、社員の節目節目に立ち会うことが多く、その都度、社会保険や諸々の申請代理を行うのが業務を多く経験できました。初めは意識していませんでしたが、これらの業務には「社会保険労務士」という資格があることを知り、興味を持ったのです。

◎社会保険労務士とは?

 ⇒ 社会保険労務士法に基づく国家資格。平成21年度3月末現在、全国で33,671人が「社会保険労務士」として登録。
私の会社もそうですが、社会保険を取り扱うのに有資格者がいたわけではありません。総務が行ったり、中小であれば企業経営者が行ったりするケースもあるからです。まず私が注目したのは、「資格があればステップアップできる」ということ。「社会保険労務士」の資格があれば、精度が高く、効率的な業務遂行が可能になります。指示待ちではない、積極的な業務処理を行うことで企業経営に寄与できるのでは? と考えました。

◎社会保険労務士の仕事とは?

⇒ (イ)公共職業安定所など行政機関に提出する書類の作成、事務手続き(提出代行、事務代行)など。(ロ)労働保険や社会保険の加入・脱退に関する手続き、保険給付の請求および各種助成金の請求手続きなど。(ハ)企業が義務づけられている諸規程、帳簿等の書類作成およびその届出など。(ニ)就業規則の作成、届出、労働者名簿の作成など。
※以上は1・2号業務と言われるもの。

上記以外にコンサルティングや人事、賃金制度の設計、雇用管理に関する指導、高齢者雇用に関する相談、年金相談などを取り扱うことができます(3号業務)。「社会保険労務士」は独立開業型の資格ですから、スキルとキャリアを積むことで将来の展望が拓けてきます。私はすぐに「独立開業」に思い至ったわけではありません。資格のことや試験のこと、勉強法などさまざまな事柄を調べるうちに、視野に入れるようになってきました。